3月の主な邦人被害状況/スペイン


バルセロナ

在スペイン日本国大使館

●3月における邦人被害の当館認知件数は13件です。
●“スリ”“置き引き”は場所、時間を問わず発生しています。特にご注意ください。
●鞄を背負っていると、スリ等に気づきづらいので、前に抱えるようにしてください。
●貴重品はリュックや鞄のサイドポケット等に入れず、手が届きにくい底の方に入れる等の対策をとってください。
●長距離バスを利用するときは、貴重品類を預け荷物に入れないよう注意してください。

1 主な邦人被害例
●スリ:6件
●置き引き:6件
【マドリード】
(1)すり
○発生場所:地下鉄駅構内、サッカースタジアム等
○犯罪手口:
地下鉄に乗車中、背負っていた鞄(リュック)から、旅券等貴重品類が抜き取られていた。
サッカーの試合観戦中に、気がつくと財布と携帯電話をポケットから抜き取られていた。等
(2)置き引き
○発生場所:ホテル、ファストフード等
○犯罪手口:ファストフード店で食事中に足下に荷物を置いていたところ、気がつくと鞄がなくなっていた。等

【バルセロナ】
(1)すり
○発生場所:バス停、地下鉄車内等
○犯罪手口:
地下鉄に乗ると女性から声をかけられ、気がつくと財布を鞄から抜き取られていた。
バス停で待っていたところ、鳥の糞のようなものを衣服にかけられ、近づいてきた男性が汚れをとると近づいてきて荷物を下ろされた、その瞬間荷物を持ってそのまま逃げられた。
(2)置き引き
○発生場所:夜行バス等
○犯罪手口:貴重品類を入れた荷物をバスのトランクに預けていたが、目的地に到着後、トランクを確認したところ荷物がなくなっていた。

2 防犯のポイント
(1)「荷物は体の前で持つ」、「荷物は体から離さない」
●リュックサックやバッグ等を背負ったまま人混みを出歩かない。
●荷物を体の前で持っていても、見知らぬ人が話しかけてきた時や、人混みの中を歩く時は、荷物の開口部やファスナー部分を手で握る。
●汚物が付着しても荷物は体から離さず、汚物を拭き取ろうと手助けしてくれる人が来ても無視して立ち去る。
●テーブル上に携帯電話や財布を置かない、椅子の背もたれに荷物を掛けない。
●チェックイン時や食事中でも、荷物から目を離さない。
●鞄を背負っている状態は死角が多くなるため、体の前で持つようにする。
●1つの鞄に貴重品類を集中して保管しない。(やむを得ない場合には、貴重品は鞄の一番底の部分に入れるなど、盗難の危険を回避するよう努める。
(2)防犯グッズの活用等
●防犯機能付きのリュックサックやウエストポーチなどの防犯グッズを活用する。
(3)旅行前の情報収集
●外務省海外安全HPには、「海外邦人事件簿」等が掲載されております。
【参考】海外邦人事件簿 一覧
https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jiken_index.html
【参考】海外安全ガイド
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/makio.html
【参考】海外旅行を予定されている皆様へ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/message.html
【参考】当館作成安全対策パンフレット
https://www.es.emb-japan.go.jp/files/000450579.pdf

【問い合わせ先】
在スペイン日本国大使館
住所:Calle Serrano 109 – 28006 Madrid – SPAIN
電話番号:+(34) 91-590-7614 (領事班直通)
FAX番号:+(34) 91-590-1343 (領事班直通)
ホームページ:
http://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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